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※インタビュー当時の内容になります。

メカニックを志して、ヤナセを選んだ理由

角:
私がクルマに興味を持ち始めたのが15歳の頃です。両親が普通自動車免許を持っていなかったので、それまでクルマにほとんど触れてこなかったのですが、中学生の頃に4つ上の兄が免許を取得してマイカーに乗り始めたんです。一瞬で心が奪われてしまいましたね。そこで初めてクルマというものに興味が湧いて、非常にのめり込んだ記憶があります。
私が若い頃はチューンナップが流行していたので、自動車雑誌を買ってよくイメージしていました。どうせ整備をするなら人に任せるのではなく、自分で触りたいと思うようになりました。私が就職活動をしていた頃は、専門学校を卒業する人の就職先は主に国産ディーラーでした。当時は輸入車を整備する機会がなかったので、ヤナセの求人を見つけたときはチャンスだと思い応募しました。
野島:
私の場合は父親の影響が大きいですね。バイクやクルマが好きで、幼少期の頃からバイクの後ろにタンデムして乗せてもらっていました。中学生の頃にはすでにバイクを分解するなど、整備に興味を持ち始めていました。業界の平均的な給与など、将来的なことを考えて四輪業界に進もうと考え、ヤナセに目を向けました。歴史がある会社なので将来も安心だなという思いはありました。入社が決まったときは親も喜んでくれましたね。
大久保:
私の父や祖父が大工で、学生時代はよく手伝いをしていました。自分は将来、大工になるのかなとぼんやり思っていたのですが、ある日、父から「大工はいつでもできるから、好きなことを見つけてみろ」と言われて、初めて自分の将来について考え始めました。
「自分は何に興味を持っていたのだろう」と考えていた頃、ガソリンスタンドでアルバイトを始めました。そこで簡単なオイル交換などの作業を行う中で、親しくさせていただいていたお客さまから「クルマのことは任せるよ」って言われたんです。
正直ディーラーほどの技術もないですし、至らぬ点もありましたが、そんなお言葉をいただけたのが嬉しくて、四輪関係の仕事に就きたいと思い始めました。やると決めたらしっかり学びたかったので、専門学校へ進学しました。

人と制度に恵まれたヤナセの仕事

野島:
職場内で共通の趣味を持っている人が多いのは嬉しいですね。最近では、支店や役職関係なく15人くらいで三浦半島まで、バイクでツーリングに行きました。途中、先々にあるヤナセに寄って、社員に声を掛けて合流したりしました。全国規模の会社だからできることですね。
大久保:
私は、フレッシュマンリーダー制度に助けられましたね。

※フレッシュマンリーダー制度:新入社員に対して半年間、中堅の先輩社員がマンツーマンで指導する制度

角:
新人を早く一人前に育てることはもちろん、教える側も知識がないと指導できないので復習にもなりますよね。
育成担当となるフレッシュマンリーダーは、彼らと比較的年齢の近い3~4年目の先輩なので話しやすいでしょうし、不安を持って入社する新人にとって心強い制度です。
大久保:
メカニックの先輩方は職人気質のイメージがあって心配だったのですが、丁寧に指導してくれました。右も左もわからない中で、現場に放り出されるのではなく、先輩と一緒に作業して、慣れてきたら徐々に独り立ちしていくカリキュラムなのでやりやすかったです。「交換日記」のようなノートもあって1日の振り返りを書いたら、フレッシュマンリーダーの先輩や角さんなどからコメントをいただけるので、非常に勉強になりました。
角:
新人だけでなく、ステップアップした先でも研修がありますので、安心して上を目指せる環境ですよね。
ヤナセのキャリアとしては、メカニックからアドバイザー、そして今私が就いているサービス課長というステップがありますが、メカニックとして技術力をつけ、テクニカルマネージャーというスペシャリストの道もあります。全ての道からいろいろなステップへ進めるのはヤナセの良いところです。
大久保:
僕の同期は、メカニックからセールスになりましたね。
角:
あとは、頑張ったら頑張った分だけ評価してくれる会社。
野島がいい例で、彼は、クルマの基礎性能に深く関わるエンジン、ギヤボックス、ランニングギヤ、エレクトリカル、エアコン&コンフォートシステムのスペシャリスト資格認定を取得したあと、テクニカルマイスターの認定試験に合格しました。
そこから休むことなく、しかも独学で自動車整備士1級試験を受験して合格し、会社から報奨金を貰いました。1級の資格はなかなか取得できるものではないので、3回目で合格したのですが、そこまで集中力を継続できるのには驚きました。昼休みの休憩中も教科書を読んでいたり、通勤中や自宅に帰っても勉強していたようで、後輩ながら感服しましたね。
野島:
何か目標が欲しかったんです。何もしないでダラダラと生活するのは嫌だったし、技術力を身に付けたいというのもありました。勉強しながら仕事のレベルを高めるのも、糧になるのかなって思ったんです。
角:
野島の向上心は見習わないといけないですね。

こうして僕たちはヤナセで成長した

角:
サービスアドバイザー時代はお客さまと接してきました。「エンジン音にノイズが混ざっている」など、感覚的な不具合を説明して納得していただくのはとても難しいと感じます。お客さまと弊社側の差をすり合わせるのは大変です。どのように説明すれば納得していただけるか? お客さまと対応して納得いただくたびに一回り成長できたと感じております。
野島:

入社して1年目の頃、エンジンのタイミングチェーンの不具合を修理することがありました。その前にも何度か直したことがあったので、得意になって一人で終わらせたところ、うまくいかなくて。ボルトをしっかり締めていなかったことが原因で、再度修理し直したという苦い思い出があります。何よりメカニックとして正確な作業を怠ったことが恥ずかしく、交換した部品の一部は今でも戒めとして持っています。以来、整備の確実性を求めるようになりました。

大久保:
私にはまだやれる作業が限られているのですが、失敗を繰り返さないようにしています。でも、ただ先輩に尋ねるのではなくて、先輩に聞くときには答え合わせのつもりで聞いています。自分なりの答えを見つけたときにしか聞かないようにしていますね。自分の中で答えがないまま聞くのは意味がないって思うので。
野島:
大久保は考えているのが伝わります。彼のように、間違っていてもいいので明確な答えを出してから聞いてほしいですね。甘えていたらいつまでも成長につながらないので。
大久保:

でも、自分一人ではダメだと思ったタイミングで手を差し伸べてくれるので、ホッとします。1から10まで教えていただくのではなく、自力で答えを導けそうな課題を自然と出してくれるので、自分で「やりたい」という意欲が湧きます。メカニックとしても人間としても成長できる職場だと思います。

野島:
でも意地悪もするよ(笑)。
経験を積むと調子が悪いクルマを見て「どこに原因がある」という大まかな目安が分かるので、それを伝えれば早いのですが、方向性を軌道修正しながら後輩に一つ一つ確認させることもあります。
例えば、ブレーキを踏んだらバックランプが点いてしまう、ヘッドライトを点けたらウインカーが点いてしまうなどの症状は、配線のゆるみが原因の可能性があります。経験したことがない症状が出るとみんな深いところにいこうとしてしまうのですが、一つ一つステップを踏んで点検し、診断力や応用力を鍛えてもらっています。自分で答えを導かないと、一人で対応するときに応用が利かなくなり、つまずいてしまうからです。メカニックという仕事はスピードを求めるのではなくて、確実性を求めて、そこから徐々にスピードアップすべきだというのが私の持論です。
大久保:
トランスミッションを降ろす工程でもこの部品を外せば簡単に作業が進むのだとか、手順を変えるだけでスムーズに行くこともあって、今までわざと難しい方法でやっていたな…と振り返るときはありますね。やはりまだ完璧じゃないですし、無駄が多いので、他の先輩が同じ作業を担当していたらチラチラ見るようにしています(笑)。車種が違うことで作業の順番が変わることもありますし、常に新たな発見があります。時間がかかってもしまうかもしれませんが、次回スピードアップするためにあえて考えながら作業をしていますね。先輩から学ぶことばかりです。

就活中の学生へ
就職活動は、明日飛ぶためのステップ

角:
ヤナセはやればやるだけ評価してくれる魅力ある企業です。自分の力を試したい、結果を認めてもらいたい人にはとても良い環境だと思います。
野島:
ヤナセは、ステップアップするチャンスがたくさんあります。メカニックからセールスになろうと思えばなれますし、メカニックの道を極めようと考えれば極められるし、アドバイザーや課長になることもできる…。
自分の描くキャリアにある程度応えてくれる魅力があります。また、ヤナセのメカニックは技術力が高くて向上心を持った方が多いです。誇りを持って仕事をしているので、引っ張られる環境です。
大久保:
専門学校に通っている学生さんたちは、国家試験の勉強などで、教科書とノートに毎日向き合ってるはずです。正直辛いと思いますが、そこで今学んでいることが基礎になるので、心折れないで努力してほしいと思います。今やっていることが、未来の自分を助けてくれるときが絶対に来ます。 誰かのためじゃなくて、自分のために勉強を頑張ってください。

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