Interview
整備のその先にある、お客さまとの信頼関係
メカニック職
2019年入社 / ヤナセオートモーティブ営業部東京支店サービス課 / Audi
T.A
車種:メルセデス・ベンツ AMG C63
思い出の車種
愛着のある一台。技術者としての成長を支えてくれた
家族の思い出のクルマであるAMG C63には、特別な思い入れがあります。学生時代には放課後にオイル交換やタイヤ交換を行い、ヤナセ入社後もしっかりとメンテナンスを行いました。このクルマでメカニックとしての経験を積み、休日にはパワフルな走りを楽しみながら、たくさんの思い出を作りました。メカニックとしての腕を成長させてくれた一台です。
メカニックとしての役割や仕事内容を教えてください。
安全を守る責任が、すべての仕事の基盤
メカニックの仕事は、お客さまの命を預かる重要な役割を担っています。整備のミス一つで事故につながる可能性があるため、常に高い意識を持ちながら作業に取り組んでいます。主な業務は車検や点検で、クルマが保安基準を満たすように整備を行います。加えて、故障診断も重要な業務のひとつであり、確実な作業を心掛けています。技術力だけではなく、セールスやサービスアドバイザーとの社内コミュニケーションも必要とされる仕事です。
日々の仕事で意識していることや、難しさを感じる瞬間は?
気づきとコミュニケーションが、確実な整備につながる
整備の現場では「気づき」と「コミュニケーション」を大切にしています。小さな異常に気づくことで、大きな故障を未然に防ぐことができます。また、気づきがあるからこそ、お客さまにプラスαのサービスを提供できる場面もあります。さらに、診断で行き詰まったときや困ったときに、周囲と円滑なコミュニケーションを取ることで、より高いパフォーマンスを発揮できると思っています。
あなたが感じるヤナセの魅力や、働く環境の良さは?
高い技術と仲間が、自らの成長機会に
就職活動の時には10社以上の企業を訪問しましたが、工場設備の充実度や技術レベルの高さが決め手となり、ヤナセに入社しました。特に、技術力を競う大会で優勝するような高いスキルを持つ先輩が多く、レベルの高い環境で学ぶことができます。また、アウディチームは良い意味でフランクな雰囲気でチームワークが発揮しやすい環境です。
これからのキャリアや挑戦したいことは?
目指すは技術の最前線、その先の高みへ
テクニカルマイスター*の資格取得を目指しています。そのためには、エンジンやギアボックスなどの各分野でスペシャリスト資格を取得する必要があり、現在はそのための勉強を進めています。研修に積極的に参加し、技術と知識の両方を高めることで、より高度な整備ができるメカニックを目指していきたいです。また、スキルアップを通じて、より多くのお客さまに安心を提供できるようになりたいと思っています。
*テクニカルマイスター:アウディジャパンが認めた高い整備技術を持ったメカニックへ贈られる最高ランクの称号。
就活生へのメッセージをお願いいたします。
学ぶ姿勢で、成長する環境をつくる
技術職というと職人気質なイメージがあるかもしれませんが、実際はコミュニケーションがとても大切な仕事です。先輩や上司との関係もフラットで、知識を共有しながら成長できます。私自身、入社当初は真面目すぎると指摘されたこともありましたが、積極的にコミュニケーションを取ることで、より仕事がしやすくなりました。自分から学ぶ姿勢を持ち、積極的に行動できる方にとって、成長できる環境だと思います。ぜひ、興味があればヤナセのメカニックという仕事を選択肢の1つに加えてみてください。