常にタイムリーな対応を意識しています
営業職に就いて来年で10年目を迎えます。振り返ると日々の細かな仕事が成果につながっていると実感します。
点検や車検の際のお引き取りをはじめ、ニューモデルのカタログをお届けしたり、愛車の状態をお尋ねしたり、自動車保険のご質問にお答えするなど、クルマのご提案以外にものお客さまへの丁寧なフォローこそが大切な私の仕事だと思っています。また、ご多忙のため時間を大切にされる方も多いので、電話、メール、来店や訪問など、どの方法が好まれるかをお聞きし、お客さまのタイミングにしっかりと合わせたスピーディーな対応を心掛けています。
学生時代に培った「長く打ち込む精神」が、お客さまとの関係を築く
高校、大学と長く続けてきたチアリーディング部は強豪校に所属していたため、厳しい練習の毎日でした。そのおかげで精神面は特に鍛えられ、辛いと感じるような局面に立っても、あの頃を思い出せば「自分なら乗り越えることができる」と意志を強く持って物事に取り組むことができます。
また、初対面の方とお話する際にはいまだに緊張してしまうこともありますが、持ち前の笑顔と、お客さまのご要望を一つひとつ丁寧にお伺いすることで、徐々に距離感が縮まり信頼関係が生まれていると感じています。
ひょっとしたら「一つの物事に打ち込む」という私の性格が、お客さまとの関係づくりに生きているのかもしれません。
行動に移して得られた私なりのセールス方法
セールススタッフとして結果が伴うまでは、時間がかかった方でした。
ヤナセに入社すると、新入社員は最初の半年間、フレッシュマンリーダー制度による研修を受けます。
期間中、先輩社員にマンツーマンで指導をしていただいた後、10月にセールススタッフとして正式に登録されます。1台目のクルマをお客さまに販売できたのは12月。そのときには商談のほとんどを先輩が手助けしてくれました。
中には入社して2〜3年目で中堅社員並みに販売できる人もいますが、最初の3年間は思うように営業成績が伸びず、悩んでしまう時期もありました。何か抜け出すきっかけを探そうと心を入れ替え、まずは少しずつ成果を出すことに注力しました。それは、とにかく「行動に移す」ことでした。
お客さまとのお約束の日以外でもご提案したいクルマに乗って訪問をしてみたり、遠方のお客さまには手紙を書いたり、先輩方に提案方法を聞いてヒントを得るなど、何でも思いついたことを一つずつ実行し、トライしたように思います。そうして１年ほど経つと、自分なりのセールス方法が分かり始め、成果が自然と付いてくるようになりました。苦しいときにスタートラインへと立ち返った経験は自信になりましたし、自分自身を一回り大きくしてくれました。
先日、営業成績が認められ、「優秀社員賞」を受賞することができました。ヤナセではさまざまな表彰制度があり、優秀社員に選ばれると国内外の報奨旅行や報奨金の授受があります。この賞は私の成長の証であり、どんな状況でも行動に移す努力の大切さを認識させてくれました。
就活中の学生へ
目の前のことを精一杯やってみてください
ヤナセの社員は個性豊かで、それぞれの個性に魅力を感じてくださるお客さまがいます。だからこそ、みなさんにしかない個性をここで、ぜひ生かしてほしいと思っています。必ず活躍の場はあります。
私は就活時に「クルマが好き」、という明確な動機があったわけではなく、セールススタッフとして長けた能力が自分にあると思っていたわけでもありません。仕事の結果が出るのにも時間が必要でしたが、目の前のことを精一杯やってみることで、販売台数が少しずつ伸び、大きな成長を感じ取ることができました。就職活動も、どうか諦めずにチャレンジし続け、最後までやりきってみてください。心から応援しています。
クルマのある人生
自分らしい人生、そのタイミングに合ったカーライフを送りたい
車種：メルセデス・ベンツE 250 CGI BE WAGON RHD
年式：2011年式
乗っている期間：4ヶ月
学生時代はクルマに接する機会が少なく、クルマと人との関わりを意識することはありませんでした。しかしヤナセに入社後、お客さまを通して、クルマは私たちの生活に大きな影響を与えていると知りました。「人生の最後は、一番いいクルマに乗りたい」とご来店される年配のお客さまや、お子さまの成長に合わせて買い替えを希望されるお客さまなど、クルマは人それぞれの思いを乗せているのだと感じることが多々あります。
現在私は、買い物や旅行に出掛けるのが趣味なので、たくさん荷物を積めるEクラスの ステーションワゴンに乗っています。まさに、今のライフスタイルにピッタリ合ったクルマだと感じます。これからも自分らしく、5年後、10年後、20年後と女性としてさまざまなタイミングで、一番自分に合ったクルマを選んでいきたいです。
将来、どんな人生をクルマに積んで走れるのか、とても楽しみにしています。