私の仕事
入社して1年目、研修期間も終わりセールススタッフとして登録されたばかりですが、毎朝お客さまの喜ばれる様子を想像しつつ、展示場の清掃と洗車を丁寧に行うことから、私の1日は始まります。ヤナセブランドスクエア（認定中古車店）の営業担当として、お客さまの対応はもちろん、WEBサイトに掲載されている中古車の価格や内容に漏れがないかをチェックする業務のほか、最近はフェアや展示車情報などを紹介するブログの運営も任されるようになりました。安全で安心な情報を提供しつつ、多くの方々に楽しんでいただけるように、自分で描いたクルマの絵や、クルマと生き物を一緒に撮った写真をアップしたりと日々奮闘中です。
ゆとり世代は関係ない 真摯に向き合って「信頼」という財産を得る
クルマをお選びいただくとき、ご要望に合わせてさまざまなご提案を行うのですが、車種によっては、髪を束ねるとヘッドレストが頭の後ろに当たって気になる場合があります。たくさんの車種の特長を覚えるのは大変ですが、女性目線での乗り心地や感想を伝えるなど、日々のやり取りで自分なりの工夫や試行錯誤を重ねています。
先日、あるお客さまから「すごく良くしてもらってよかったわ。ありがとう」という言葉を頂戴し、とても嬉しく感じました。私たちの年代はゆとり世代と言われていますが、生まれた時代や環境は関係なく、人としてどんな方に対しても真摯に向き合い、配慮ある行動を心掛ければ、やがて「信頼」という大きな財産を獲得できると気付くようになりました。
研修中に言われた所長の一言で大きく成長
入社後、取扱い車種をまとめた営業の提案ツール「アプローチブック」の作成という課題提出が迫る、集中研修時のことでした。デザインに自信があった私でしたが、研修中、所長に制作途中の課題を見せたところ、「このままでは、カタログを写しただけで創意工夫がないのでは？」とご指摘をいただきました。
所長からの温かい助言だったのですが、素直に受け止めきれず落ち込んでしまって…。頭を冷やすために外に出たのですが、事務所の方々が心配して私を探してくださいました。みなさんからもアドバイスをいただき、「どんな説明方法や提案がお客さまにとって親切なのか」を、冷静かつ客観的に思案し、見直しました。
ある車種ではゴルフバッグをトランクに積み、荷物の収納力を検証してみたり、また違う車種では男性社員の方に乗ってもらい、車内の各パーツのサイズ感を「拳何個分」と説明に添えたりと、どんなお客さまにも分かりやすい表現を意識して、細かな情報をまとめ直してみました。
おかげさまで、アプローチブックのコンテストでは1位を獲得。周囲の方々にご心配をお掛けしたことから初めて周りが見えて反省しつつも、自分自身がどういう立場、役割であるのかということを同時に教えてもらった瞬間でした。課題に取り組む前に比べ、お客さまの視点で物事を考えられるようになり、所長のあの一言があったからこそ、大きく成長できたと大変感謝しています。
就活中の学生へ
失敗や不安を、力に変えていけるように
将来への漠然とした不安や迷いは誰しも抱えていますが、精一杯、自分のやりたいことや志望企業と向き合って就職活動に挑めば、その分納得できる選択肢が生まれ、きっと成果が出るはずです。自分を信じてトライし続けてみてください。
ヤナセでは、努力が目に見えた形になることを体感できる環境があります。先輩はとても熱心で人情味があり、人として憧れる方ばかり。何事も真っすぐに取り組めば、必ず道を示してくださり、成功へのヒントを教えてくれ、失敗や不安を力に変えていくことができるでしょう。
クルマのある人生
笑顔を生み、「絆（きずな）」を感じられる、かけがえのないもの
車種：BMW Z4 sDrive20i
年式：2013年式
乗っている期間：3年
ミニバンタイプ、セダンタイプからツーシートのオープンカーへと、ライフスタイルに合わせて変化してきた実家のクルマ。家族のために楽しみながらハンドルを握っていた父の姿に、幼い頃から淡い憧れを抱いていました。週末に出掛けたり、部活で足を怪我したときの送り迎えなど、クルマはいつも家族のそばにあり、笑顔を生み、「絆」を感じさせてくれる、かけがえのないものでした。
現在では家族と共にBMW Z4を愛用しています。フロントマスクに採用された特徴的なキドニーグリルのデザインや、質実剛健な内装など、純粋に「かっこいい！」と感じさせてくれるのがBMWの良さですね。休日にはお気に入りの音楽をかけてドライブしながら、大好きなクルマとの時間を過ごしています。
今後は電気自動車が主流になり、私たちはクリーンな車を利用し、提案する世代になっていくと感じています。そのときにはフォルムもコンセプトも洗練されたBMW i8に乗って、地球と家族に優しく、父と母が築いてきたような、笑顔の絶えないカーライフを送りたいと思っています。